单项选择题
案例分析题日本では、まだ食べられるのに食べないで、ゴミとして捨てられてしまう食品(食品ロス)が、金額にすると年間11兆円にもなると言われています。その中には、使われないまま捨てられてしまう食品も含まれているそうです。農産物を含む輸入食品の総額が5兆円ですので、私たち日本人は、輸入しておきながらその2倍以上の食品を捨てていることになります。
農林水産省が行った「食品ロス調査」でも、たくさんの食品の無駄遣いの状況が報告されています。家庭での食品ロス率は4.8%となっていて、特に野菜類、果実類、魚介類のロス率が高くなっています。(ア)、一般家庭と飲食店との食べ残しの割合を比べると、家庭のほうが食べ残しの割合が高いという結果が出ています。食品を捨てる理由としては、
◇食品が腐ったりカビが生えたりしたため
◇消費・賞味期限が過ぎたため
◇食べきれなかったため
などがあがっています。
家庭の食品ロス率4.8%というのは少ないと思いますか。もし1日1kgの食べ物を用意したとすると、そのうち48捨てていることになります。1年間で計算すると17.52kg。日本全体で考えると、一体どれぐらいの量になるか、おそろしいほどですね。
(イ)、飲食店や加工業者から出る食品ロスと、全体の生産ゴミの量を含めると、1年間で約2000万tの生ゴミが出るのだそうです。2000万tといえば、東京ドーム50杯以上の量になります。
生ごみを減らすために、私たちにできることは何でしょうか。
◇食べる量だけ買って、食べる量だけ作り、好き嫌いせずに何でも食べる
◇野菜も魚も、食べられるところは全部食べる
◇上手に保存して、食べ物を長持ちさせる
ということではないでしょうか。 この文章で筆者が最も言いたいことはどれか()
A.日本の食品ロスは年間5兆円もあるので、輸入した農作物は捨てるべきではない。
B.日本の食品ロスは年間11兆円なので、飲食店や加工業者は賞味期限を守らなければならない。
C.日本の食品ロスを減らすためには、家庭でも飲食店でも野菜や魚をたくさん食べなければならない。
D.日本の食品ロスを減らすためには、食べ残しを減らさなければならない。